シンガポールの思い出

シンガポールと言えば、ゴミを道路に捨てたら罰金、チューインガムは販売すら禁止。
洗濯物はベランダに干してはいけない。
厳しいけど、美しい国。若い頃、あこがれて行ってきました。

 

シンガポール航空に搭乗し、私が思うに私が今まで乗った航空会社の中でも
最高ランクでグレードの高いサービスを受けつつ、かの地へ到着しました。
・・そんな憧れの地シンガポールはどうだったかといいますとですね。
厳しい法律は存在し、機能はしておりました、まあ、道路にゴミは時々落ちていましたけどね。
不可抗力もあり得る。そう考えることにしました。

 

そして、オプショナルツアーに参加して、行きたくもないお土産屋さんをつれまわされていたバスの車窓から見えたのは
集合住宅のそれぞれのベランダから竿に通して大量にはためく洗濯物。
それもその地区のコミュニティーの特例なのかも、文化の違いとか。そう考えて面白く眺めることにしました。
まあ、私は、そういった理想と現実の違いにはかなり寛容な人間でして。
ただ。ひとつだけ、どうしても許しがたく、未だに「またシンガポールに行きたい」と思わないほど私にとって、
イメージガタ落ちな話があります。

 

「世界でも珍しく安心して利用できるのは国の許可を取れた人間しかその職業につけないからだ。」
と聞いていたこの国のタクシー運転手に、
高確率でナンパされ、時には料金を高く「ぼったくられ」たことですね。
でも何より許しがたかったのは、誰一人として、目的地に連れて行ってくれなかったことです。
「Duty freeにお願いします。」私は旅行英語程度の心得はありますので、
正確に運転手に私の目的地は伝わっていたと思われます。
こういう返事が返ってくるのも聞き取れたし。
「そこより安い店を知っているよ、連れてってあげる」

 

問答無用で発車する彼らに「私は免税店に行きたいんだ!しかも「Duty free」に行きたいんだ!」
しかし、到着するのはわけのわからないお土産屋だとか、最悪なのは高級ブランドショップの表面でありながら、
客を裏に連れて行ってフェイク品を売ろうとする店。

怖いし、腹たつし、タクシー運転手はもちろんのこと、その店の店員にも抗議を通り越し、
悪態をつけるほどの語学力になって日本に帰ってきました。
もう20年も経ちましたから、シンガポールも変わったかもしれませんね。
いまでは楽しい思い出になりましたが。語り草として私のネタにもなってるし。